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2019年4月18日木曜日

macOSでAnalog Discovery 2とWaveFormsを使ってみた (2)

前の記事で,Analog Discoverry 2とWaveFormsをmacにインストールしたので,ここではWaveGeneratorとオシロスコープを使ってみます.


ハードウェアの設定方法その1

それぞれ2チャンネルずつ内蔵されており,拡張BNC基板を付けると,オシロスコープの入力チャンネルとWave Generatorの出力チャンネルは以下のようになっています.

そこで,Wave Generator ch1とオシロスコープ ch1,Wave Generator ch1とオシロスコープ ch2をBNCケーブルで以下のように接続しました.


ソフトウェアの設定(1):波形の出力

WaveForm2の左のボタンのうちWavegenをクリックします.

Channelsで1を選択すると,正弦波が表示されます.1にチェックが入ります.

さらにChannelsで2を選択すると,2にチェックが入り,画面が2つに分割されます.この分割された画面のサイズはマウスで変更できます.Channel 2は方形波を出力することにします.

左上の「Run All」ボタンをクリックすると,両方のチャンネルから波形が出力されます.


ソフトウェアの設定(2):波形の観測

この状態で,画面上部のWelcomeをマウスでクリックすると,起動した時の初期画面が表示されるので,今度は一番上の「Scope」をクリックしてください.オシロスコープの画面が表示されます.

ここで左上の「Run」ボタンをクリックすると波形が表示され,「Run」ボタンが「Stop」ボタンに変わります.「Stop」ボタンをクリックしても,波形の表示は保持されます.


ハードウェアの設定方法その2

BNC拡張基板が無い場合,付属のケーブルとピンを使って以下のように接続します.

W1 → 1+
↓ → 1-
W2 → 2+
↓ → 2-

出力側は,Wavegenのch1がW1,ch2がW2です.また,↓がGNDです.

入力側は,1+がオシロスコープのch1の+側,1ーがオシロスコープのch1のー側,2+がオシロスコープのch2の+側,2ーがオシロスコープのch2のー側です.

これらを,ピン経由でお互いに接続します.Wavegenで信号を出力し,オシロスコープで2つのチャンネルから出力された信号を観測することができます.

2019年4月17日水曜日

macOSでAnalog Discovery 2とWaveFormsを使ってみた

Digilent社から発売されているUSBオシロスコープの,Analog Discovery 2を購入してみました.

箱から取り出し

製品パッケージです.

このページのとおりに開封すると,USBケーブル,入出力のジャンパーケーブル,ジャンパーピンが付いてます.

本体を紙ごと取り出すと,底にはピン配置を描いた紙が入ってます.

一緒に秋月で,BNCコネクタ拡張基板,ブレッドボード拡張基板,BNCコネクタに繋げるプローブも購入しました.


WaveFormsソフトウェアのインストール

WaveForms 3.10.9 (2019/4/18現在)がオフィシャルなソフトウェアです.Windows, Linux, macOS版があり,LinuxはARM版もあります.macOS版をダウンロードして使ってみました.氏名を記入するとダウンロードされます.

dmgファイルをダブルクリックして,アプリケーションとライブラリをドラッグ&ドロップすればインストール完了です.

アプリを立ち上げると,いきなりデバイスが無いと言われます.

USBにAnalog Discovery 2を繋いで

Retryボタンをクリックすると認識されました.

続きは次の記事で.