真空管アンプにつなげるバックロードホーンスピーカーを製作しました.
片面の壁だけ残して木工用ボンドで接着して,ユニットを装着しました.ハンダ付けは不要.板の1枚1枚に番号が書いてあるので,組み立てはとても簡単でした.エンクロージャーのサイズはW110×H300×D210なので,高さと奥行きはほぼA4サイズです.学生の実習用にも良さそう.
中身に入れる吸音材や内側の塗装などの事を考えて,とりあえず最後の片面の壁は養生テープで仮止めの状態です.外側の塗装は,実物を見る前はクリアー塗装だけを考えてましたが,板の材質がMDFなのでクリアー塗装は見た目がイマイチかも.しばらく検討します.黒の鏡面仕上げもいいけど,木目調シートにしようかな.
アンプと並べてみました.とりあえず出した音は「なんじゃこりゃ」な状態.2時間ぐらい鳴らすと少しまとまって来ました.しばらくエージングです.
一番外側にあるのはBOSE MediaMateIIです.これはMac miniのヘッドフォン端子直結.このスピーカーを初めて使ったときは,サイズの割に低音が良く出ているのにビックリしたのですが,こうやってUSB出力→エレキットのUSB-DAC PS-3249→春日無線の真空管アンプKA-33SE→今回のスピーカーと聞き比べてみると,MediaMateIIは低音がちょっと出過ぎていて,中音域がごちゃごちゃしているのが分かります.
これで,自作デスクトップオーディオシステムがほぼ完成しました.残るは,現在iTunesを使っているMac miniをCubieTruckに差し替えるくらいです.CubieTruckはRaspberry PiやBeagleBone Blackと違い,SATA端子が付いていて2.5"HDDやSSDが使えるので,この手のサーバーには便利そうです.